今回は、Zonotoneのスピーカーケーブルのレビューです。
始めに、6NSP-1500Meister仕様を紹介します。
・導体構成
超高純度6NCu(99.9999%純銅)、高機能純銅・HiFC、錫コーティング(Tin)OFC、高純度無酸素銅の4 種類
・構造
高純度4 種素材ハイブリッドによるマルチストランド・スパイラル仕上げの2芯平行ケーブル
導体サイズ:1.55 スケア × 2
シース:PVC(ポリ塩化ビニール)(=濃青透明)
絶縁体:PE(ポリエチレン)
外径:4.5 × 9.2mm

レビュー前に、良く知らないブランドなので、Zonotoneについて調べてみました。一度ケーブルを決めると、頻繁には変えないので知らなくても仕方ないよな。
電線病を患ってない限りは(`・ω・´)シャキーン
Zonotoneは、前園俊彦氏により2007年創業。前園氏の経歴は、1957年に当時オーディオ御三家の一角であった山水電気入社。1987年、その後ケーブルに関わることになるきっかけになった、オルトフォン・ジャパンの社長に就任。同社ではカートリッジの開発にも関わる。その後、前園サウンドラボを興してトライオードと業務提携、Zonotoneケーブルの開発に着手。
Zonotoneとは”前園の音”で、氏自身が「こういう音が好きなんだ。」と言っているのだと。
調べた事を要約するとこのような感じでした。山水からオルトフォンの流れを組むサウンドがZonotoneであり、その音が好きな人が使用すると良い。どちらかと言えば、オーディオ的サウンドではなく音楽性よりのイメージを持ちましたが、試聴の結果はどうなるでしょうか。
試聴をするにあたり、ベルデン8460の1.9mと比較しました。


Zonotone 6NSP-1500Meisterは、2mで試聴しました。
低域の量感があり良く弾む。全域で音を太く描く。いわゆるピラミッドバランス。音質としては、柔らかい感じでキツイ音がない。その分解像度は高く感じられないが、そういった音作りなので物足りなさはない。とにかくエネルギッシュに太く描く。好みに合えばこの上ないだろう。S/N比は、良く感じる。音数も多かった。とにかくキツイ音がない。是非、音楽ファンに使ってもらいスピーカーケーブルです。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
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