SMSL(Shenzhen ShuangMuSanLin electronics Co., LTD)は、中国のメーカーです。あまり良いイメージがないかもしれませんが、SU-8の評価が良いので購入しました。
購入先は、Amazonです。AliExpress、massdrop(販売中の条件付き)でも購入可能。
Amazonで購入するのが一番無難。
massdropは、到着まで時間を要するが安く購入可能。
AliExpressは、独身の日などのセール狙いといったところでしょうか。
SMSL SU-8 DACのセールスポイントは、ES9038Q2Mをデュアルで使用。トランス電源装備。バランス出力ありといった点にあると思います。
製品本体を見ていきます。正面右端ボタンの長押しで電源ONとOFF、短押しでusb dac 、オプティカル、コアキシャルの入力切替えが出来ます。本体からの操作は以上です。
リモコンは、Cボタンを押してからでないと操作出来ませんので注意願います。始めに1度だけ押す必要があります。
リモコンからの操作は、上下のボタンでデジタルボリュームの調整(min 01〜37 max)
真ん中の○ボタンで次の5つから選択。
1、インプット(3種類)
2、PCM フィルター(7種類)
3、ディスプレイモード(3種類)
4、サウンド(最新の製品は11種類)
5、DIMMER(ディスプレイの調光、5種類)
選択したら左右ボタンでその中から選択していきます。それでは、5つの選択表示を紹介します。
INPUTS 1/5
1.usb dac 2.optical 3.coaxial
PCM FILTER 2/5
1.Fast Linear 2.Slow Linear 3.Fast Minimum 4.Slow Minimum 5.Fast Hybrid 6.Apodizing 7.Brickwall
DISP MODE 3/5
lnputs Volume Sampling Rate
SOUND 4/5
1.Standard 2.Rich 1 3.Rich 2 4.Rich 3 5.Tube 1 6.Tube 2 7.Tube 3 8.Crystal 1 9.Crystal 2 10.Crystal 3 11.Original(11はファームウェアのバージョンアップで追加)
DIMMER 5/5
1.Auto Display OFF 2.Brightness 1 3.Brightness 2 4. Brightness 3 5.Brightness 4
ファームウェアバージョンは、本体右端ボタン押しながらコンセントを差し込むことで確認出来ますが、ファクトリーリセット(工場出荷直後の状態)になります。
外観は、昭和時代の弁当箱のようで高級感は感じません。正面右側のボタンは取り付けが緩く、ぐらつきますが操作に支障はありません。
ディスプレイの文字は小さく、近くに寄らないとPCMフィルターやサウンドが何になっているか確認出来ないでしょう。コンセントは、3Pタイプの電源プラグになります。
それでは試聴します。比較対象はDAC-X6J(opa627AU換装)
入力は共にUSBを使用、出力は共にRCAを使用しました。
サウンドは高域から低域までフラットで解像度が高いが、硬さやキツさを感じない。音場が広く見通しも良い。これと言ったキャラクターを持っていないので、何に合わせても良い結果になる可能性が高いと思う。特長がないのが特長かな。基本性能は高いが、趣味の製品として物足りなく感じる人もいるかも知れません。
PCM フィルター(7種類)とサウンド(最新の製品は11種類) は、再生環境と本人の好みで選択すると良いでしょう。音質的な優劣は感じませんでした。
DAC-X6J(opa627AU換装)と比較すると音質の向上は、3割増くらいに感じました。購入するに値すると思いますが、一般人からすると理解されない範囲かも知れません(´・ω・`)
本体底面には、115Vと230Vの切替えスイッチあり。国内の使用は115Vに合わせます。電源を昇圧して115V又は230Vの使用も可能。
SMSL SU-8は、音質的におすすめ出来る製品です。DACを検討している方は、候補に入れてみては如何でしょうか。
それでは、これでレビューを終了します。最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m
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