今回は、SMSL M100 DACレビューをします。同価格帯には、同じSMSLの、
SMSL Sanskrit 10th DACがあるのでどちらにするか迷いました。SMSL Sanskrit 10th DACは、リモコン付属、デジタルボリューム装備、DACチップに上位にモデルのAK4490と至れり尽くせりです。
多機能化と音質はトレードオフになるので、音質的には、SMSL M100の方が上と考え購入しました。本体のデザインはこちらの方が良いし、あえてAK4452を選ぶ方が玄人ぽくて良いかなと(・∀・)
SMSL M100の第一印象は、とにかく小さい事。写真の印象より1回り小さく感じました。サイズは、55 x 55 x 93 mm 重量258gと小さくて軽い。持った瞬間これ大丈夫かと不安を感じるほどです。
付属品は、USBケーブルと取説。
本体の操作は電源ボタンのみになります。長押しで電源のONとOFF。短押して、USB、光ファイバ、同軸の切替えです。
power consumption(消費電力)は、取説に1.2Wと記入がありました。今回は、ドコモ純正充電器(1.8W)を接続。試聴は、
Tinker Board S(raspberry pi互換) +Voiumio2
HTV31(AUスマートフォン)+OTGケーブル使用
HP ProBook 4720s(ノートブックPC)+Windows10+JRiver Media Center+ M100 Driver2018-12-14
の3種類を用意。音源は、CDをリッピングしたWAVEファイルを使用。動作は全ての環境で良好でした。
それでは視聴してみます。音像、定位感は良好。音域のバランスも良いです。解像度も凄く良いとまでは言えませんか良好です。高域は綺麗な響きですが、少し線の細い表現に感じました。低域は深く沈み込むような表現は物足りませんでしたが悪くないです。間接音が控えめの表現に感じました。上手く音質をまとめて硬さや高域のキツさを感じませんし、解像度の良さを感じさせる仕上がりになっています。
価格を遥かに超える性能とは言えませんか、小型で扱いやすく良い物だと思います。
音質だけを考えるなら、SMSL SU-8まで行ってしまう方が良いでしょう。超えられない差はあります。ピュアオーディオ用で購入すると物足りなく感じるでしょう。
購入後すぐの音質は、硬くて良くありませんでした。48時間程のエージングで本来の音質になったと感じます。こんなにエージングは必要なのでしょうか(´・ω・`)
ちなみに HP ProBook 4720s(ノートブックPC) で、DSD256サンプル音源の再生は良好でした。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
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