今回は、raspberry pi4のケースを変えると音質に違いがあるか試してみました。
ケースを取替えたところで音質に違いが出るとは思えませんが、折角購入したのでやってみる事にします。比較対象は純正ケースとなります。
ケースはAliExpressで購入。1085円で送料無料。注文から3週間で到着。このご時世としては速く到着しました。
それではケースを見て行きます。今回は、冷却性能とケース上部から埃が入らない事を重視しました。

AliExpressからの梱包状態はいつもの通りでした。

箱から取り出すとこのようなケースです。

反対側になります。

ケースを分割するとこのようになっています。ケース全体をヒートシンクとして使用する設計になります。

raspberry pi4を組み込み。ケースの加工精度は良くキッチリ収まりました。

ビス4本でケースを固定します。

熱伝導シートを貼りケースと密着させケース全体をヒートシンクとして利用。

完成図。ケースの加工精度は良い。

純正ケースとの比較。
それでは、試聴してみます。USB-DACはSU-8を使用しました。

曲の出だしからS/N比の向上を感じました。それと付帯音が減少しています。それに伴い特に小音量時の再生能力が良くなっています。理由をして考えられるのは、ケースの重量の増加とケースの素材の違いが考えられます。
純正ケース 48g
今回購入したケース 195g
ケース本体の重量の増加により制振面で音質に良い影響を与えていると考えられます。
それと、ケースの素材がプラスチックから鉄になってる事で周辺からノイズの影響を受けにくくなっているのかなと考えられます。
ケースを変えたら音質が変わるとは思っていませんでしたが、意外に変わりました。raspberry pi4をご使用中の方は、ケースを変更する事を検討してみてはどうでしょうか?
ケースの冷却性能は、純正ケースより少し良い程度。ケース自体をヒートシンクとして利用するので結構熱を持ってしまいます。冷却ファンが付属しているとノイズの元になるので仕方ないですね。
それでは、最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m
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