現在このサイトに訪れる殆どの方が、ラズパイオーディオ関連の検索です。そこで、raspberry piとI2S接続ドーターボードよる高音質化の可能性を考察したいと思います。比較対象としてUSB-DACも考察しています。
中途半端な考察をするのではなく、現在入手可能なI2S接続ドーターボードの最高音質で考えてみます。最有力なのは、
Terra-Berry DAC2+ 定価28,620円(税込)になるのでしょう。
●高性能 DAC AK4490(旭化成)搭載
・PCM 32bit 768kHz
・2.8MHz、5.6MHz、11.2MHz DSD入力対応
・強ジッタ耐力
・低歪差動出力
・THD+N:-112dB
・DR、S/N:120dB
AK4490は、これまで高級オーディオ機器などに採用された実績があります。スペック見るだけでも良い音がしそうです(*^_^*)
あとは、コストパフォーマンスが良いかです。ドーターボード、RCA基板(ショートジャンパー付)、QIハーネス 150mm 2本をどう考えるか。
次は、比較対象のUSB-DACを選択します。
同価格帯で現在入手可能。最高音質で最有力なのは、
SMSL SU-8 定価27,000円(税込)になるでしょう。
・ESSテクノロジー最新のES9038Q2M
・PCM 32bit 768kHz
・最大DSD512まで対応
・超低ジッタ非同期設計
・オーディオクロックとして超低位相雑音クリスタルを使用
・THD + N:0.0003%
・ダイナミックレンジ:120dB
中華DACですが、評価が高くAmazonでのレビューも良好です。Terra-Berry DAC2+と比べてスペックは同様といったところ。こちらは、ケーシング(外箱)された製品です。ES9038Q2Mをデュアルで使用。バランス入力。トランス電源装備。リモコン付属。この価格帯では、至れり尽くせりの仕様です。
2つの製品を比較。コストパフォーマンスでは、SMSL SU-8に軍配が上がります。
raspberry piのI2S接続のドーターボードは、数千円の製品であればコストパフォーマンスは最高でしょう。製作した経験からそう言い切れます。それ以上の高音質化は、USB-DACの方が適しているとの考えに至りました。
そういう事ですので次のレビューは、USB-DACになります。最後まで読んで頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
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