症状
ファンヒーターを運転すると、点火後数秒でE0及びE4エラーにより運転停止する。
故障原因を調査した結果
フレームロッドにシリコンが付着している(不完全燃焼と判定され運転停止する)
点火ロッドの汚れとバーナーヘッドに汚れが堆積する事による点火不良。
上記の不具合により運転停止になっている可能性が高い。早速、石油ファンヒーターを分解して該当箇所の清掃を実施する。
作業前にコンセントを抜き、石油タンクを取り外す。

赤丸のビスを外し、正面のカバー上に持ち上げて取り外す。

1、青丸の操作パネルのフラットケーブルをゆっくり引き抜く。
2、赤丸の4カ所のビスを外し操作パネルを取り外す。
3、緑丸のビスを外す。

赤丸の操作パネル下にある温度センサーを取り外す。

1、赤丸のケーブルクリップを取り外す。
2、青丸の背面ファンコネクターを取り外す。

1、白丸のビスを外し、上部カバーを取り外す。
2、赤丸の燃焼空気取り入れ口フィルターを外す。
3、青丸の温度センサーを取り外す(マイナスドライバーなど挟んでいる所を開いて外す)
4、黄色丸の4カ所ビスを外しファンを取り外す。
5、緑丸の2カ所のビスを外す。

青丸の2カ所のビスを外す(写真は外した後)
上記ビスを外すと外装が外せるようになりますが、燃焼筒の固定がなくなるので注意して作業をしましょう。

青丸の2カ所のビスを外す。

青丸の2カ所のビスを外し燃焼筒カバーを取り外す。

赤丸のビスを外し(写真は外した後)前側を上に持ち上げて燃焼筒を取り外す。

赤丸の2カ所の下側からの配線を引き抜いてからビスを外す。
青丸の3カ所のビスを外し、バーナーヘッドとバーナーリンクを取り外す。

紙やすりで磨いた後のフレームロッドと点火ロッド。

清掃後、紙やすりで磨いたバーナーヘッドとバーナーリンク。
清掃と紙やすりでの磨きを終えたら逆の順番で組み立てます。
再組立て後
動作確認を入念に行いましょう。
特に不完全燃焼による一酸化炭素の発生に注意して下さい。
全作業時間は、2時間30分でした。
まとめ
当サイトは、DIYによる家電製品の修理を推奨しません。全て自己責任です。
今回、再組立て後にビスが1本余っていた為に2回組立て直しをしました(T_T)
手間と時間を考えると石油ファンヒーターの買い替える事も検討した方が良いでしょう。
必ず故障を直せるとは限りませんから。
次に故障したら買い替えも含めて検討する事にします(´·ω·`)

コメント