daphile PCオーディオを導入。インストールとシステム構築に苦戦した話。

音響機器&家電

Daphileは、オーディオファンクラスの音楽サーバーおよびプレーヤーOSです。必要なPCの要件は、ディスク空き容量2GB以上、メモリ512MB以上のx86ベースのPC。ARMベースのラズパイなどは使えません。

LattePandaのようなワンボードコンピューターでシステムを構築している方が多いのかな。


今回は、中古のノートパソコンを用意してシステムを構築する事にしました。
LattePandaのようなワンボードコンピューターにするとモニターが必要だしね。

用意したノートパソコンは、HP PROBOOK 450 G1。
2014年製 intel Core i3 4000M搭載。中古で1万弱でした。
USBメモリーにDaphileをインストールするならHDDなしでもOK。


それとは別に設定用のパソコンとUSBメモリーを2個用意しました(4GBと16GB)
2個USBメモリーを用意したのは、DaphileのインストールをHDDではなくUSBメモリーにするからです。

Daphileのインストールですが、「PCで音楽」のサイトを参考にさせていただきました。
わかりやすい親切な解説です。

Daphile 驚きの高音質 
「Daphile」 はLinuxベースのソフトで、完全無料、シンプルで高音質です。 VoyageMPD や LightMPD 以来のLinuxですが、Windowsベースのものも含めて、これまでの高音質とは次元の違う音です。余計な付帯音が消え見通しが良くスカッと抜けて本当...

上記のサイトを参考にDaphileインストール用のUSBメモリーを作成したら、Daphile用のノートパソコンのBIOSの設定を変更します。


HP PROBOOK 450 G1のBIOS画面の入り方は、

1、コンピューターの電源を入れてすぐに Esc キーを押し、[スタートアップメニュー] が表示されるまで繰り返し押します。

2、F10 キーを押して BIOS セットアップ ユーティリティを開きます。

 

上の段の詳細設定を開きます。



ブート順序を変更。一番上にUSBハードドライブを持ってきます。



上の段からメインを選択。変更を保存して終了。



Daphileインストール用のUSBメモリーと空のUSBメモリーをDaphile用のノートパソコンに差し込んで電源を入れると上記の画面が出ます。「F1」を押します。




画面が固まり動かなくなりました( 一一)
無線LANを使ったインストールだと割とよくある事のようです。



仕方がないので有線接続でインストールをやり直します。
有線接続でインストールしてから無線LANに設定変更可能です。


インストール先を選択する画面が出ました。空のUSBメモリーを選択します。
選択を間違えるとデータが消去されるので十分注意して下さい。



また、画面が固まり動かなくなりました(´Д⊂
スマホアプリの「Fing」でみるとインストールの途中で有線接続の通信が切れてる・・・。

仕方ないので設定用のノートパソコンを使ってUSBメモリーにインストール。
その後、DaphileをインストールしたUSBメモリーを
HP PROBOOK 450 G1に差し替える事にしました。


設定用のノートパソコンを使用してDaphileをインストール。
相変わらず無線LANを使用すると画面が固まり動かなくなりましたが、
有線接続だと問題なくDaphileをインストール出来ました(^^♪


今回設定で迷ったところは、
1、右下のプルタブで音声出力を選択する。
2、左上の「Audio Player」から曲を選択して再生しないと音が出ない事。
3、左上の「File Manager」からだと手元のパソコンやスマートフォンから再生される事。



「Audio Player」から、曲の入っているフォルダをクリックしてオレンジ色にしてから
プラスマークを押すとフォルダ内の曲が右側のプレイリストに表示されます。
その状態で右下の変なマークを押すとプレイリスト内の曲がRAMディスク再生モードになります。

パソコンの性能にもよるでしょうが、CD1枚分のデーターで1分弱くらい待たされました。
同じ手順でフォルダ内の曲の追加も可能。1曲でも単位もOK。

有線接続でインストールしたので無線LANに設定変更をしました。
下記のサイトを参考に設定すると簡単に変更出来ました。

【Daphile】DaphileがインストールされているPCを無線LAN接続(Wifi接続)でネットワークへ繋ぐ設定方法
  DaphileをPCへインストールする際の初めの設定で有線で接続するか無線で接続するかの設定項目があるかと思いますが、この記事をご覧になっている方の中には、この設定の際に無線接続の設定が

当環境では、有線接続から無線LANに変更するとIPアドレスも変更されました。
IPアドレスを打ち込んでDaphileにアクセスしていた場合は、IPアドレスの変更が必要です。

これでDaphileの再生環境が完成となりした。

再生環境を作成するのに1日費やしました。
正直、敷居は高いと思いました。
自信のない方は、PCに詳しい方に再生環境の作成をお願いした方が良いでしょう。

話が長くなったので音質評価は次回にします。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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