数年ぶりに、スピーカーケーブルを購入しようとアマゾンを物色した。すると、面白そうなスピーカーケーブルのがあったので購入してみた。
ベルデン8460は、価格が安く評価も良いので購入してみました。無条件に高価格の物が良い訳ではないから、試してみないとね。
ベルデンのスピーカーケーブルは、8460が2m前後、8470が片側3m〜4m、8473が5m〜7mの推奨距離になります。
まず疑問に思ったのが推奨距離ってなんだ?意味がわからないので調べてみる。どうやら、販売店のプロケーブルがそう推奨している。プロケーブルが言うには、音の焦点があり、それを合わせる為にスピーカーケーブルの長さで調整するとの事だ。
ベルデンのような錫メッキされている線材は、
短くすると、音が柔らかくなる。
長くすると、音は、よりシャープになる。
細くすると、音はシャープになる。
太くすると、音はマイルドになる。
うーん、ホントかよ(・・;)
ここ数年、スピーカーケーブルを見ていなかったので驚きの理論だ。試してみればわかる事なのでやってますか。
ベルデン 8460 片側2mで2本用意しました。こんなに細いケーブルで大丈夫なのか?
不安を感じる。太ければ太いほど良い音がするオーディオ界の迷信があるからね。
被膜が硬くて末端処理をしづらいが、なんとか準備が出来ましたので試聴してみます。
試聴してみると少し高域が強く感じられたので、ケーブルを10cm短くしてみた。その結果、高域が弱くなりバランスが良くなりました・・・。
本当にケーブルの長さで音質が変化するとはね(・・;)
再生音は、全域でフラットのモニター調。低域は、低い方まで伸びているが量感はあまりない。キャラクターがなく見通しの良い音場。解像度が高くクリアな音に感じられました。
単独ではわかりにくいので比較対象を用意しました。
オルトフォン 6.7N-SPK500です。こちらは、量感のある低域があり、いわゆるピラミッドバランスが持ち味になるでしょう。価格は、10倍以上の差がありますが、それだけの差は感じませんでした。解像度だけを見れば、ベルデンの方があるかな。
結局、価格ではなく試聴して好きな方を選ぶのが良いでしょう。今回、高価なスピーカーケーブルでなくても良い音をする事がわかりました。次は、違うスピーカーケーブルを試してみたいと思います。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
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